4.食品ロスについて
「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。日本では、年間570万トン(2019年度の値)の食品ロスが発生しています。これは、日本のみなさんが一人1日当たり約124グラム、およそお茶わん1ぱい分の食べ物を捨てている計算になります。
わたしたちの家庭から発生する食品ロスは、大きく3つに分かれます。
①食べきれなくて捨てられたもの(食べ残し)
②賞味期限や消費期限が過ぎてしまい、そのまま捨てられたもの
③野菜の皮をむいたりした時に、食べられる部分まで切ってしまい捨てられたもの
食品ロスを減らすために、わたしたちができることを考えてみましょう!
買物するとき |
●買い物の前に冷蔵庫の中を確認しましょう。 ●買い物リストをつくるなどして、食材を必要以上に買いすぎないようにしましょう。 ●すぐに食べるものは、お店のたなに並んでいる手前からとって買いましょう。 |
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料理するとき | ●食べられる分だけ作りましょう |
食べると |
●学校の給食では残さず食べましょう。 ●外食では食べきれる分だけ注文して残さず食べましょう。 |
食品があまったとき |
●家庭であまっている食品があるとき、必要としているところにきふします。このような活動のことを「フードドライブ」といいます。 以下のような食品のきふを受け付けています。 ・お米 ・インスタント・レトルト食品 ・コーヒーなど ・しょうゆ、みそなどの調味料 ・肉・魚・果物などのかんづめ ・パスタなどのめん類 など ※ただし、賞味期限が1か月もないようなもの、包みが開けてあるものなどは、受け付けられませんので注意が必要です。 |
※食べ残しやごみを減らすことは、ごみを燃やす量を減らすことにつながり、燃やすときに使う燃料を減らすことにもつながります。