1.ごみのゆくえ
わたしたちの毎日の生活の中から出てくるごみは、大きく分けると「資源物」、「燃やすごみ」、「燃やさないごみ」、「粗大ごみ」に分かれます。
資源物やごみは、回収してから処理するために運ばれて行く場所がちがってきます。
○資源物:リサイクル工場、再商品化施設に運ばれて、再生利用されています。
○燃やすごみ:清掃工場に運ばれて燃やします。その時に出る熱から電気をつくったり、残った灰をセメントの原料にしたりして、有効利用しています。
○燃やさないごみ:不燃ごみ処理センターに運ばれて細かくくだきます。次に磁石を使って、鉄やアルミニウムなどを回収し、別の場所で再利用されています。
○粗大ごみ:粗大ごみ破砕処理施設に運ばれて大きなごみを細かくくだいて、燃やすごみと燃やさないごみに分けています。
最終的に利用できなくなったごみは、砂みたいに細かくしてから、埋立処分場に運ばれます。しかし、埋立処分場の広さには限りがあり、いつまでも使えません。少しでも長く使えるようにするためには、ごみを減らさないといけません。
すみだ区のウェブサイトに「環境学習」のページがあり、そこに分かりやすく説明してくれる動画(おしえて!すみにゃ~る)があります。
■すみだ区のウェブサイト「環境学習」
出典:すみだ区公開資料「できることからはじめよう!(令和4年度版)」を一部編集
※ごみを燃やして電気をつくったり、資源物をリサイクルしたり努力してますが、なるべくごみを出さないようにすることが、環境のためにとても重要です。