1.雨水利用って何だろう?
「雨水利用」とは、建物の屋根などに降った雨をタンクにためて、ためた雨水をトイレの流し水、洗車、樹木への水やりなどに利用することです。
雨水をためることで、①水道の水の節約、②洪水の被害を少しでも軽くさせる、③災害などの非常時でも水が使える、という利点があります。
ところで、「雨水」と書いて、「うすい」と読むこともあります。わたしたちの住むすみだ区では、「雨水」をためて利用する場合には、「あまみず」と読み、「雨水利用」は「あまみずりよう」と読んでいます。
まちに降った「雨水」を下水しょり場に流すようなとき、「うすいをしょり場に流す」という読み方を使い、「あまみず」と「うすい」を使い分けています。
画像:「すみだ区ウェブサイト」を参考に作画
みなさんの家の近くにも、下の写真のような入れ物を見たことがあると思います。これらの入れ物に水をためて、ためた雨水を利用しているのです。
※雨水について考え大切に使っていこうとすることは、水のこと、台風や大雨による災害のこと、地球温暖化のことを考えていくことにつながります。